バスケットOB・OG会(2010年11月6日開催)

2010年OBOG会レポート

41期 松本岳朗

 

中杉を卒業して4年が過ぎ、ついに僕たちも新社会人となった。学生時代に何とも思わなかった通学路もどこか違った風景に見えて、荻窪駅にも予定より早く着いてしまった。

駅前のマックもよく待ち合わせをした場所で、なんだかとても懐かしかった。

そこに同期の丸山の姿が見えると、少しだけ中杉時代に戻ったような気分になり、またあの体育館でバスケができる嬉しさがこみ上げてきた。 

中杉に到着すると、昨年と同じように22期の清沢さんが笑顔で迎えてくれた。

後輩のあいさつとともに体育館へ入ると、バッシュの紐も結びきらないうちに円陣へ。

「始めます、1・2・3!」「うぇい!!」の部活らしい掛け声で今年のOBOG会はスタートした。

ものすごい人数でのアップが終わると、OBvs現役やOB同士のゲームから始まった。

現役や大学生は運動量も多く流石といったところだが、おじさんたちは早くもバテ気味に・・・。

年齢はごまかせないまでも、みんな思い思いにバスケを楽しんでいるようだった。

途中に中野先生が見えると、僕の身体は反射的に硬直した。いまだに身体が怒鳴られた日々のことを覚えているらしく、この感覚もまたOB会の醍醐味かもしれない。

今回は、チーム対抗のフリースロー対決や決死の形相でのドリブル競争など試合以外の企画もおもしろく、額に汗(冷や汗?)してチームで競い合った。

全員スリーメンでは明らかにOBがサボっていて、もしこれが現役時代なら中野先生の怒声を浴びていたに違いない。

最後は、恒例となりつつある現役最強チームvs OB最強チームの試合で幕を閉じた。

1次会後は、後輩の谷の車で荻窪駅前のカラオケに移動。OGも何人か参加してくれ、昨年よりもぐっと華やかな雰囲気の2次会となった。

一人ずつの自己紹介だけで1時間以上かかったが、多くの先輩方が会を盛り上げてくれた。

特にあのカラオケは・・・個人的には「三年目の浮気」がとても印象深く、思い出しただけでもくすっと笑ってしまう。

後藤先生はもちろんのこと岩下校長先生や菊地先生にも参加していただき、学生時代の話や近況報告などで大いに楽しんでいるようだった。

みんなの笑顔を見ていると、中杉バスケ部が本当にたくさんの人に愛されているんだなぁと実感し、自分がその一員になれていることをすごくうれしく思った。

こうしてみてみると、毎日バスケができる現役っていいなぁ!と羨ましく思う。

そして、中野先生や後藤先生にご指導いただいた当時の環境が本当に恵まれていたんだと今更ながらに感じるのであった。

OBの先輩たちとも仲良くなれてきて、年を重ねるごとにOB会が楽しくなってきた。改めて中杉バスケ部に入ってよかったと思う。

来年も必ずや参加して、先輩方と中杉バスケ部をさらに盛り上げていきたい。

さて、それまでに身体を鍛えておかなければ・・・。