~地興会開催レポート~平成23年4月23日(土)
~地興会開催レポート~
平成23年4月23日(土)
毎年1回開催することになっている地興会(ちなみに、地学部OB会のこと、地学の「地」と堀口 興先生の「興」を組み合わせたネーミングです)が、今年は4月23日(土)に開催されました。
この日に開催することは、1月の幹事会で決定していましたが、3月11日の大震災により、予定通り実施するかどうかで幹事の意見も割れましたが、結局、実施することになりました。
実は、堀口先生は大変な雨男でして、それと1期生幹事で、地学部に1番に入部した私が、先生に匹敵する雨男のためか、地興会はいつも雨になってしまいます。
昨年は、5月に貸切バスで千葉県の館山まで出かけましたが、やはり1日中雨で、ほとんどの時間を宴会場で過ごし、景勝地の観光もあまり出来ないような状況だったのです。
それで、今年はといいますと、やはり雨どころか風も強く、大変な思いをする羽目になってしまいました。
今年は、立川にあります昭和記念公園で、バーベキューパーティーをして、園内散策をするという計画を立てました。
午前11時、昭和記念公園の最寄り駅に集まったのは、大人17名、子供6名の合計23名でした。この日が最悪だった理由の一つは、非常に寒かったことです。バーベキューパーティーは野外にテントを張って行うため、テントの中を強い風と雨が吹き抜け、とても寒い上に、ここはアルコールの持ち込みが禁止で、アルコール類は備え付けのビールしかないため、体を温めることも出来ません。そこで、持っている衣類を全部着用して、寒さに震えつつも、冷たいビールを飲みながら歓談することになりました。このような悪天候の中でも子供たちは元気いっぱいでした。
バーベキューパーティーの後で、せっかく来たのだからと園内を散策しました。彩とりどりの花が巨大な敷地で、美の競演 です。時期的には春たけなわですから、返す返すも、「お天気ならば・・・」と思ってしまいました。
ただ、やはり寒く雨も降っていたので、早々に切り上げようと、公園を出たところで、思いもかけなかった神様からの労いを戴きました。
虹のプレゼントです。
久しぶりの虹に、少し心が温かくなりました。
しかしながら・・・。冷え切った体を温めるという口実で、飲み直すために居酒屋へ入り、午後8時ころまで痛飲をし、1日の疲れを解すことが出来ました。
そういえば、一昨年の地興会は珍しく晴れましたが、このときは何をしたかというと、夕方から集まって宴会をしただけでした。
地興会の人達は、地学が好きだったことからもお分かり戴けるように、外での活動が好きな人達です。それが皮肉にも、外での会合を企画すると雨になってしまいます。しかし、天候だけはどうすることも出来ません。来年こそは天気に恵まれたいと思っておりますので、地興会の会員で、「晴男・晴女」の参加を特に強く願っております。
(文) 1期 幹事 近藤節男
(写真) 21期 幹事 伊藤伸彦