６月２１日に戸田ボートコースで行われたインターハイ東京都予選で、男子舵手付クオドルプルが見事優勝し、７月３１日から兵庫県豊岡市の円山川城崎漕艇場で行われるインターハイ本戦（平成２７年度全国高等学校総合体育大会）へ東京代表として出場することが決定いたしました。
　ボート部のインターハイ出場は、平成２３年度の北東北大会以来４年ぶり、男子種目としては昭和４３年度の広島大会以来ほぼ半世紀ぶりの出場となります。記録面でも３分１３秒９５と歴代ベストタイムで漕ぎ、２位に５秒近くの大差をつけての完勝でした。ボート競技は風や波に影響受けるため必ずしもタイムは参考にならない面もありますが、今回は素晴らしいタイムでありインターハイ本戦での活躍も期待できそうです。
　さらに、女子ダブルスカルが２位、３位、女子シングルスカル・女子クオドルプルが２位、男子シングルスカル、男子ダブルスカルも決勝に進出し大健闘いたしました。

　昨年７月から練習拠点を相模湖漕艇場に移して部活動を行ってきましたが、移転に当たっては、交通の便も悪く学校や自宅から遠くなる点や中大ボート部との連携が取れなくなること等懸念材料も多くあり、ＯＢの皆様にもご心配をおかけいたしましたが、今回の結果を見ますと移転の良い面が出たと思います。ＯＢの皆様も是非相模湖漕艇場に足をお運びいただき、成果を見ていただきたいと思います。また、ＯＢの乗艇機会も増やす予定です。
　今年はボート部復活１０周年、旧漕艇部設立後５０周年の記念すべき年であり、この記念すべき年に素晴らし成果を上げられたことに対しまして、ご指導いただいた山田先生はじめ顧問の先生方・江尻ヘッドコーチ・鈴木コーチ、ご協力いただきましたＯＢの皆様、保護者の皆様他関係者の皆様に改めてお礼申し上げます。

 ボート部ＯＢ　６期　　市川正宜