陸上部0B0G会開催のご報告 (令和6年11月16日開催)

令和6年(2024年)11月16日、中杉陸上部OBOG会が開催されました。
元々4年に一度、オリンピックイヤーに開催しておりましたが、前回予定の2020年はコロナ禍という事もあり、否応なく断念。今回は実に8年ぶりの開催となりました。

会の第一部は、令和元年から行っている新OBOG歓迎を兼ねた“50m走・中杉選手権”を中杉校庭グラウンドで、その後、第二部を杉並会館に会場を移して開催いたしました。
参加者は、1期生から59期の新OBOGまでに声がけしたなかで、30名ほどが集まりました。

第一部の中杉選手権、男子の部は、現在中杉陸上部のコーチを担っている54期の高橋渚君が50m・6秒25で優勝(コーチの面目が保たれホッとした表情が印象的でした)、女子は同じく54期の小柳友里さんが50m・8秒46でした。
そして50m走のあと現役生を交えチーム二つに分かれたリレー対決も大いに盛り上がりました!

第二部の杉並会館での本会は、3期・斎藤先輩から59期までの新旧OBOG、そして前顧問の佐藤先生、現顧問の影山先生にもご参加を賜り、和気藹々の懇親会となりました。

乾杯~しばし歓談の後に第一部・中杉選手権の表彰式が行われ、会の中盤ではOBOG会会長の6期・木場先輩がまとめた映像 “陸上部創成期と初代顧問・根本先生の功績” が上映されました。そこには・・昭和38年創立当初の中杉の古い校舎や、初代顧問・根本先生、伝説の1,2,3期のOBOGの皆さんなど・・懐かしくもあり貴重な写真に若い世代からは驚きの声が!(昔の中杉付近は結構田舎だった・・)・・さらに昔話に花が咲きました。現在の陸上部は部員数もとても多く、南関東大会への出場などの活躍に、OBOGも試合会場に応援に駆け付けようと盛り上がっています。

OBOG会は、今後とも陸上部の絆を大切に、現役陸上部の皆さんを応援していきたいと思っています。

ご参加いただいた皆さん、ご参加はかないませんでしたが、今回開催にあたり多大なご協力を賜った1期・岡田先輩、2期・井元(旧姓吉田)先輩はじめ、多くのカンパをお寄せいただいたOBOGの皆さん、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

OBOG会は2026年に設立60年を迎えます。記念の会の開催を予定しておりますので、奮ってのご参加をお待ちしております。

中央大学杉並高校陸上部OBOG会 代表幹事 小川貴司(24期)

 

 

【初代顧問・根本俊臣先生に関するご報告】

中央大学杉並高校陸上部OBOG会 会長 木場正博(6期)

今回のOBOG会にあたり、先に会員各位にお送りした[開催ご案内]でもご報告いたしましたが、中杉陸上部の創設者であり初代顧問の根本俊臣先生におかれましては、2023年(令和5年)11月にご逝去なされました。あらためて哀悼の意を表したいと思います。
「静かに、ひっそりと」という故人の遺志もあり、私含め幹事会がご逝去を知ったのは2024年の1月でした。その後、先生にお世話になったOBOGとして、感謝とお別れの言葉をお伝えする機会をと思いつつ、ここに至っておりました。

ということで、この会の中で先生の思い出を語りながら、感謝の気持ちを天国にお届けできればと思い、前出の小川さんの報告にも記されておりますが、『中大杉並陸上部を創った男の物語~初代顧問・根本俊臣先生に捧ぐ』というコーナーを設けてもらいました。
何枚かの当時の写真を集め、まとめる中で、まったくゼロから立ち上げる先生の苦労とそれに注いだ情熱、そしてそこに生まれた一期・二期・三期生との、まるで兄弟のような絆と信頼…そういったものが熱く伝わってきました。

いま創部60年を超え、さらに発展と飛躍を目指す中大杉並陸上競技部。
その礎を築いてくださった先生に、僭越ながら、OBOGならびに現役選手を代表して、深く深く感謝申し上げます。

そして最後にもう一言。もう一度、もう一度だけ、一緒に飲みたかったです。