サッカー部OB会「創部50周年の会」開催報告(2017年9月23日)

50年の時を超え ~中杉タイムスリップ物語~

1967年中杉グランド。18歳の仁科少年がサッカーボールを蹴り上げた!!
“ヒュー~~~~”
2017年9月23日、中杉グランド。
“ストン!!”
50年前に仁科少年が蹴り上げたサッカーボールが50年の時を超えて舞い降りてきた。
ステージは…石ころだらけの土のグランドから、鮮やかなグリーンの人工芝に変わっている。

試合1
そう今日は、「中杉サッカー部創部50周年記念」のOB会だ。
例年のOB同志のゲームの後には、「杉並会館」に場所を移し、さらに大勢のOBがやってくる「50周年記念祝賀会」も予定されている。

まず、緑鮮やかな中杉グランドに色とりどりのユニフォームを着て集まったのは50数名のOB。 往年のプレーを頭に描きボールを追い始めた。さあ、Kickoff!
ヤングOBチーム戦は、このままJリーグでも戦えるのではないかと思うほどレベルが高いゲーム展開だ。そして、オールドOBチーム戦は、スローモーション映像を見ているかのようなゲーム展開だ。6期、7期の都大会ベスト4、ベスト8のレジェンドOBも頑張っている。みんな笑顔、笑顔、エ~顔だよ!!

楽しい楽しいOB戦も無事に終わり、いよいよ創部50周年記念祝賀会の始まり始まり。
「杉並会館」に集まったのは、19歳(51期)から68歳(3期)の100名あまり…。
50年前の今日、中杉でサッカーボールを初めて蹴った筋肉質の仁科少年は、いまや見る影もない?(髪の毛もない?)いやいや今は貫禄十分の68歳のOB会会長となり、祝賀会の開会あいさつ。
そして6期田中副会長の「乾杯!!」…祝賀会の始まりだ。
あちらこちらのテーブルでは、厳しくも楽しかった高校蹴児時代の昔話に花が咲く。
初代顧問の辻先生ほか来賓の皆様から祝辞をいただき、祝賀会も最高潮に盛り上がる。
就任28年の現監督「ミスター桜井」の楽しそうなダミ声もよく響く。頭の中身は若いころから変わってないのか?今回大勢集まった26・27・28期のメンバーに囲まれると、どっちが教え子かわからない。
そして、お酒もたくさんたくさん飲んだあるレジェンドの先輩が…、
「エアーレースの世界チャンピオンの室屋(サッカー部の後輩だから呼び捨て)は、今日は飛行機に乗ってこないのか?」と訳の分からないことを言い出す。
室屋義秀(26期)がいくら中杉サツカー部の後輩とはいえ、今や押しも押されぬ”世界の室屋”だ。おそれ多いぞ!
彼は中杉サッカー部OB会でお酒を飲んでいる場合ではない!!

楽しい時間はあっという間に過ぎる。そろそろお開きの時間となり、記念品のタオルマフラーに「蹴」の素晴らしい文字を書いてくれた書家の金子大蔵先生(27期)の紹介、そして最後に、8期野々下副会長の締めのあと全員で記念写真を撮ってお開きになりました。(完)

 


(記/10期渡辺)