サッカー部OB会(2011年4月16日開催)

中杉サッカー部のいつもとちょっと違うOB会物語

 

4月16日、ピッチには長友、内田、本田そしてキングカズの姿はどこにもない。

いるのは、中杉サッカー部のOBたちだ。

還暦をとっくに過ぎた3期仁科会長を筆頭にこのあいだ卒業したばかりのピチピチ46期生ら総勢42名のOBが集まった。

 「ピィ~ポ~、ピィ~ポ~、ピィ~ポ~、ピィ~ポ~」 (な な なんだ、いきなり!!)

恒例の現役VS OB戦の開始早々、とんでもないことが起こった!! 黄金世代の7期増田選手が現役高校生1年ボウズの鋭いフェイントに体がついていかずに転倒。砂漠のような固いピッチに頭を打ってしまったのだ。意識を失いかけた増田選手は救急車に乗せられ…。

「ピィ~ポ~、ピィ~ポ~、ピィ~ポ~、ピィ~ポ~」病院へ…。(心配だ。)

 その後、OB戦はヤングOBチームと現役高校生チームの対戦で試合が再開された。

メッシもどきのキレキレドリブラーやチャドゥリと同じ顔のナイスクリア、そして素早いパス回し、攻守の切り替えの早さ、華麗で正確なボールさばき…、どのプレーもさながら欧州チャンピオンズリーグを見ているような錯覚に陥りそうに…、(なるわけが無い!!)

 

 そろそろ日も落ちかけ、楽しいOB戦も終わり砂漠のピッチからオアシス”生協”に会場を移し、総会と懇親会が開かれた。 総会では、OB戦で2アシストと活躍しご機嫌の9期野々下副会長から「ピッチの人工芝化の報告」と「サッカー部OB会からのささやかな寄付金」の提案があり、満場一致で承認された。(来年は緑のピッチでOB戦ができるぞ!!)

 引き続き懇親会は、6期田中さんの「がんばろう 日本!!」の発声で始まり、OBそれぞれが世代を越え旧交を温めたあと、18時に下校しました。さようなら。(ポポポポポ~ン)

10期 サッカー作家

追記:増田さんは意識も無事に回復しました。(よかった。)