還暦4期会のご報告(2010年10月23日開催)

還暦四期会に出席して 

画家  山口和男   

同窓会は、今まで多忙を理由にずっと欠席していた。

今回は還暦という節目、旧友と久しぶりに会いたいと出かけたが、そこには四十年余の時の重みがあった。

定年退職した者、現役役員、経営者、主婦、なかなか思い出せない顔も少なくない。ドランプの神経衰弱さながら今の顔から、あの頃の顔を探り当てる作業を始めなければならなかった。当然だが確実に変わったのだ。しかし老けてしまって見分けがつかないという感じではない。

皆、素敵になっていた。とても立派で格好良くなり、おみそれしましたという感じなのだ。幾多の体験によって刻まれた皺がある種の風格をたたえ微笑んでいる。あの頃とは違い皆自分の顔に責任を持っている。不意打ちの如く、生きることの尊さに感動した。

 嬉しいことに恩師の山岡先生、鈴木先生、高橋憲治先生、山本先生、浜田先生、山崎先生にご列席頂き、懐かしさもひとしおだった。

先生方より頂いたご挨拶のお言葉からは、気負わず真摯に誠実に日々を過ごされているご様子が伝わってきて、立身出世や世間的成功よりもっと大切なことがあるという思いを強くした。これからの人生、大切なものを体験できるよう生きていこう。人生の本番とはそういうことなのかもしれない。来てよかった。まことに良き一日であった。

先生方、幹事の皆様、中杉四期生の諸君、心より有り難う。

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【還暦4期会幹事より~】

筆者の山口さんは、見事にじゃんけん大会で一位の豪華景品?を獲得されたので皆を代表して、赤いチャンチャンコと帽子をかぶって写真に収まって頂きました。

10年余の久々の幹事会、還暦ということもあって参加人数は、1次会は先生方5名と岩下校長先生を合わせて45名になりました。

その後2次会、3次会、4次会まで行ったまだまだ元気なメンバーもあったとか(笑)

大盛り上がりの還暦同期会であったことをご報告致します。